式部が先に置く、この記事の前提
- 記載は「2026年11月5日時点の公式ページ」に基づきます。対面の例は、AGAスキンクリニック、湘南AGAクリニック、Dr.AGAクリニック、AGAヘアクリニックの公式記載です。キャンペーン・価格は変わるため、受診前に公式で確認してください。
- 一般論と各院の公式記載は書き分けます。施設と診療の形で、行われる診察・検査の内容は変わります。
- 公式に書かれていない項目は「公式に記載なし」と書きます。推測で埋めることはしません。
- AGAは自由診療で、公的医療保険の適用外です。診断と処方の判断は医師が行います。
- この記事は事実の並置を目的とし、効果や治るかどうかの優劣は比較しません。
結論:「できる範囲」と「できない範囲」を先に知る
オンラインと対面の違いで、最も誤解されやすいのが「診察と検査の中身」です。問診、視診、マイクロスコープ、血液検査。何が行われるかは、施設と診療の形によって違います。この記事では、公式で確認できた事実と一般論を分けて整理します。画面越しの診察で頭皮のどこまで見てもらえるのか、という問いに答える材料としてお読みください。
対比の要点:問診・視診・マイクロスコープ・血液検査・検査代
問診。オンラインでも対面でも行われます。症状、既往歴、服用中の薬などが確認されます。
視診。オンラインでは、画面や送付した写真で行う場合があるとされます。対面では、医師が頭皮を直接見る場合があるとされます。
マイクロスコープ。Dr.AGAクリニックは、オンライン診療のみの場合は受けられないと公式に記載しています。オンライン側のDMMオンラインクリニック・クリニックフォア・イースト駅前クリニックは、公式に記載なしです。対面では、AGAスキンクリニックは頭皮診断が無料、Dr.AGAクリニックは検査が無料、湘南AGAクリニックは初診料・再診料0円に頭皮チェックのマイクロスコープ使用料を含むと記載されています。
血液検査。Dr.AGAクリニックは、オンライン診療のみの場合は受けられないと公式に記載しています。湘南AGAクリニックは、オンラインで内服薬を購入する時に、事前の採血データ提出か採血キット購入(3,870円)が必要で、初回は必須としています。AGAヘアクリニックは採血キット5,000円で、必須ではなく医師が必要と判断した場合の扱いです。対面では、AGAスキンクリニックは0円、Dr.AGAクリニックは対面の初回に無料、湘南AGAクリニックは3,870円(診察日から6か月以内の結果を持参すれば採血不要)、AGAヘアクリニックは一般検査3,000円(来院)です。
検査代。オンライン側のDMMオンラインクリニック・クリニックフォア・イースト駅前クリニックの検査代は、公式に記載なしです。対面は0円〜3,870円と、院により異なります。

問診で聞かれやすいこと
問診は、オンラインでも対面でも中心になるとされています。一般的に、次のような内容が確認されます。
- 気になる症状と、いつから始まったか
- 持病、アレルギー、服用中の薬
- 家族の薄毛の状況
- 過去の治療経験
視診とマイクロスコープ
オンラインの視診の材料になるものの一つが、写真です。クリニックフォアは、返金保証の条件に「初回診療前に頭皮写真を送付」を挙げています。オンラインでは、写真が視診の材料の一つになる可能性を示す記載です。
日本医事新報の解説では、治療の継続判断は、半年以上の内服前後の臨床写真を比較して行うとされています。つまり、写真の撮り方をそろえておくことは、オンラインでも対面でも役に立ちます。撮影のコツ(仮の例)は、次の4つです。
- 同じ時間帯、同じ照明で撮る
- 正面、頭頂部、生え際、つむじを撮る
- 髪を濡らさず、整髪料を付けない
- 月に1回など、日を決めて撮る
マイクロスコープは、頭皮や毛穴の状態を拡大して見る機器とされています。公式の記載では、AGAスキンクリニックは「マイクロスコープによる頭皮診断も無料」、Dr.AGAクリニックは対面の初回にマイクロスコープ検査を無料で実施、湘南AGAクリニックは頭皮チェック時のマイクロスコープ使用料を初診料・再診料0円に含むとしています。一方でDr.AGAクリニックは、オンライン診療のみで治療する場合はマイクロスコープ検査・血圧検査・血液検査は受けられないと記載しています。機器で直接見る診察は、対面の側に用意されている、という並びです。
血液検査の位置づけ
血液検査は、薬を服用する前後の体の状態を確認する目的で行われる場合があるとされています。ただし、必ず行うものではなく、施設の方針と医師の判断によります。「オンラインだから一律に受けられない」「対面なら必ず受ける」という単純な分かれ方ではありません。湘南AGAクリニックのように、オンラインでも採血データの提出や採血キットで代替する形を公式に用意している院もあります。

診察料と検査代の見え方
診察料の置き方は、院ごとに違います。DMMオンラインクリニックの診察料は0円です。クリニックフォアは、初診で処方ありなら0円、処方なしなら1,650円です。イースト駅前クリニックは、初診料・再診料0円ですが、診察後に薬の購入がない場合に3,300円がかかる場合があります。
対面の診察料は、AGAスキンクリニックが初診料・再診料0円、Dr.AGAクリニックも初診料・再診料は無料、湘南AGAクリニックは0円ですが、薬を処方されない場合は3,000円です。
検査代は、各院で異なります。対面の公式記載では、AGAスキンクリニックの血液検査は0円、Dr.AGAクリニックの対面初回の血液検査は無料、湘南AGAクリニックは3,870円で、診察日から6か月以内の血液検査結果を持参すれば採血は不要です。AGAヘアクリニックは一般検査が来院3,000円・採血キット5,000円で、必須ではなく医師が必要と判断した場合に案内されます。金額は2026年11月5日時点の公式記載(税込)で、変わる場合があるため、受診前に公式で確認してください。
オンラインで不安が残るときの考え方
次の場合は、対面での診察を検討する材料になるとされています。
- 頭皮に強いかゆみ、赤み、フケなどの症状がある
- 脱毛の範囲が急に広がっている
- AGA以外の脱毛の可能性が気になる
- 持病があり、血液検査の有無を確認したい
AGAの診断は医師が行います。ここに挙げたのは一般論であり、診断や治療の方針は医師に確認してください。画面と写真で伝わる範囲と、直接見て初めて分かることがある範囲とを分けて考えると、形の選び方が定まります。
注意点:副作用・継続・時期
フィナステリド・デュタステリドでは、性欲減退や勃起不全などの男性機能低下が副作用として記載されています。DMM公式ページには、国内試験で性欲減退1.1%、勃起機能不全0.7%との記載があります。ミノキシジル内服では、めまい、頭痛、動悸、血圧低下などが記載されています。
初期脱毛が見られることがあり、効果の判定には6か月〜1年かかるとされています。中止すると効果は維持されません。ミノキシジル内服は国内未承認で、厚生労働省は、医師が個人輸入した未承認薬の服用による肝機能障害の報告について注意喚起しています。
個人輸入された医薬品による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。診察の手間を省く代わりに、安全の確認の場そのものを手放す形になる点は、時間の節でも触れたとおりです。
料金の受け口:発毛ライトプラン
筆者がご案内するのは、DMMオンラインクリニックの「発毛ライトプラン」です。2026年11月5日時点の公式ページの記載では、フィナステリド1mgとミノキシジル内服5mgのセットで、1ヶ月ごとの決済が月5,900円、12ヶ月ごとの決済は月額換算1,650円(総額19,800円)、診察料は0円、配送料は1回550円(税込)です。なお、セットに含まれるミノキシジル内服は国内未承認です。推奨するものではありませんので、注意点の節とあわせて読んでください。
まとめ
診察後の相談窓口や再診の条件は、診察の内容と並べて見ておくと安心です。サポートの窓口は「オンラインクリニックの相談・サポート体制の比較」で、費用の総額は「オンライン診療と対面クリニックの比較:費用総額」で、通院の時間は「オンラインと対面の比較:通院の負担と時間」で、それぞれ整理しています。オンラインで相談する前の準備については、今日一日の「オンラインカウンセリングの選び方と注意点」も参考になります。
迷うときは、源氏小町の無料相談へ。診察で聞かれることの並べ方や、写真の準備の仕方から、一緒に整理します。
合わせて読みたい
出典・確認先
- DMMオンラインクリニック 公式ページ(AGA・男性)
- AGAスキンクリニック 公式ページ
- Dr.AGAクリニック 公式ページ(オンライン診療)
- 湘南AGAクリニック 公式ページ
- AGAヘアクリニック 公式ページ
- クリニックフォア 公式ページ(オンライン診療・AGA)
- イースト駅前クリニック 公式ページ(AGA)
- 厚生労働省(個人輸入について)
- 日本医事新報の解説(治療の継続判断は、半年以上の内服前後の臨床写真を比較して行うとされる)

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